プリントパックの年賀状は、どのようなサービスになっているのか? 2021年の年賀状の価格や割引、デザインの種類、サービスなど、気になるデータを徹底リサーチします。
※2020年11月2日に情報を更新しました
プリントパックの年賀状の特徴
プリントパックはカタログやチラシ、フライヤー、ポスターなど高品質&低価格で印刷サービスを提供する会社です。サービスを利用したことがなくても、テレビCMで名前を知っている人も多いのではないでしょうか。
印刷に関することなら何でもお任せのプリントパックは、もちろん年賀状印刷にも注力。他の印刷商材と同様に、高品質&低価格を謳っています。そんなプリントパックの年賀状を、まずはデータでチェックしましょう。
料金 | スタンダード年賀状 | 8枚1410円〜(2営業日納品の場合) ※税抜。早割を適用 |
割引 | 早割 | 52%割引~(11月30日まで) |
デザイン数 | 公表なし(各テーマの合計2325種類 ※重複アリ) | |
送料 | 無料 | |
宛名印刷 | 無料 | |
投函代行 | なし | |
受け取り方法 | 宅配 | |
発送 | 当日~7日後 | |
決済方法 | 銀行振込 | |
代引き(金額によって手数料が異なる) | ||
ペイジー | ||
クレジットカード | ||
支店で支払い | ||
コンビニ決済 | ||
アプリ | あり |
業界トップクラスの低価格
結論から言うとプリントパックの価格はかなり安いです。早割も用意されているので、注文が早ければ早いほどリーズナブルに印刷できます。さらに宛名印刷と送料も無料なのはうれしいところ。安さには関しては業界トップクラスと言っても過言ではないでしょう。
宛名印刷も今年から無料となりましたが、差出人の名前を宛名面に印刷すると追加料金がかかります。さらに、投函代行など便利なサービスは用意されていません。ここら辺は「安さとのトレードオフ」と納得するありません。
印刷枚数を4枚刻みでしか選べないのも難点。ただし、公式サイトには価格の一覧表が用意されているのが救いでしょう。
印刷メニューは2種類、料金設定は同じ
プリントパックの年賀状はで、印刷メニューは「デザインを選んでつくる」と「ご自身のデータでつくる」の2種類。印刷できるのは、お年玉付年賀はがきと私製はがきとなります。
「デザインを選んでつくる」を選んだ場合は、「写真で作る年賀状」「カジュアル年賀状」などデザインタイプをチョイス。中には結婚や出産、転居などのお知らせと兼用の年賀状もあります。また、差出人の情報を「デザイン面に印刷」「宛名面に印刷」「印刷しない」を選べます。
用意されるデザインの種類は次の通りです(テーマ毎に重複アリ)。なお、テーマ名はページによって名称が違うので注意。TOPのデザインタイプの表記を採用しています。
テーマ | デザイン数 |
コンテスト作品 | 1584 |
法人・ビジネス | 104 |
ファミリー・プライベート | 207 |
大人・カワイイ | 74 |
スタンダード | 62 |
フォトフレーム | 130 |
カジュアル・クール | 27 |
モノクロ | 20 |
結婚・出産・引っ越し お知らせ | 20 |
喪中はがき・寒中見舞い | 97 |
ちなみにコンテスト採用作品というのは、プリントパックが毎年開催している年賀状デザインコンテストで採用された作品のこと。2021年用の年賀状コンテストでは、最優秀賞にギフトカード20万円分、クリエイト賞にMacBook Proなど豪華な賞品が用意されていました。デザインが得意な方は、来年度の応募を検討するのもアリかも。
「ご自身のデータでつくる」を選んだ場合、その名前どおり、自分で作成したデータで年賀状を印刷できます。基本料金の設定はプリントパックのデザインを使った場合と同じですが、両面印刷する場合は価格が増します。
当日発送も可能! 納期が選べる
プリントパックの年賀状では、当日~7営業日の中から選べます。発送が短いほど価格が上がり、100枚注文する場合では当日と7営業日の差は1000〜2000円ほど(差出人をどこに印刷するかで異なる)。低価格を追求して発送を長くしたり、早く終わらせるために発送を短くしたりと、価格と納期のバランスを考えながら注文できます。
私製はがきを使うなら紙質にもこだわれる
お手頃なプリントパックですが、印画紙を貼り付ける「プレミアム系」の印刷がありません。しかし年賀はがきにこだわらず、私製はがきで印刷するのであれば、より質の高い紙で印刷できます。
普通紙だけでなく、光沢紙や高級半光沢紙、超高級光沢/普通紙などをラインナップ。自分が思った通りの紙質で仕上げることができます。ただ、その分価格も高くなりますし、年賀はがきでないので別途切手が必要となります。安さを追求するならオススメできませんが、質を第一とするなら私製はがきの使用も選択肢となるでしょう。
プリントパックの年賀状のメリット・デメリットまとめ
プリントパックの年賀状のポイントをメリットとデメリットでおさらいしましょう。
・納期を選べ、最短で当日発送も可能
・「プレミアム系」の印刷ができない
・投函代行などの便利なサービスが少ない
年賀状の印刷枚数別に料金をチェック!
「プリントパックの年賀状は安い」と実際はどれくらいかかるのか? 枚数別にシミュレーションしてみました。
年賀はがきで印刷した場合の料金
私製はがきは高くつくので、「デザインを選んでつくる」で年賀はがきを使用したケースで計算します。条件は早割が52%(2020年11月2日まで)、納期が7営業日、差出人はデザイン面に印刷と、最安となる組み合わせを設定。気になるお値段を「8枚」「24枚」「48枚」「100枚」で算出して、表にまとめました。
※プリントパックでは8部以上4部単位で注文を受け付けているので、設定枚数が他の記事と異なります。また、プリントパックでは印刷費+年賀はがき代+送料の総額に消費税をかけています。より正確に価格を算出するため、印刷費は税込の総額から年賀はがき代を引いて割り出しています。
枚数 | 印刷費 | 年賀はがき | 合計 |
8枚 | 957円 | 504円 | 1461円 |
28枚 | 1359円 | 1512円 | 2901円 |
48枚 | 1256円 | 3024円 | 4280円 |
100枚 | 2130円 | 6300円 | 8430円 |
一般的な年賀状印刷の相場は10枚で2500〜3000円、30枚で4500〜5000円、50枚で6000〜6500円、100枚で1万1000〜1万1500円(12月に実施した各社の早割で算出)なので、プリントパックの年賀状は相場よりもかなり安いと言えます。
特筆すべきは少ない枚数での値段の安さ。他社は枚数が少ないと価格が高くなりがちですが、プリントパックは最小単位の8枚でも1461円で、相場の半額程度です!
プリントパックの年賀状は「安さと早さを優先する人」向き
プリントパックでは低価格で年賀状を制作可能。少ない枚数でもリーズナブルなのが特徴です。発送期間を選べるのでスピード重視の人にとっては賢い選択肢となります。
用意されているデザインの数もさほど多くはありません。しかし捉え方を変えれば、デザイン選びに悩んだり、手間をかけたりする必要がないとも言えます。
これらを踏まえると、プリントパックの年賀状は次のような方にオススメです。
・納期を優先したい人
・年賀状を送る枚数が少ない人
・デザインを選ぶのが面倒という人