画像:しまうまプリント
しまうまプリントの年賀状の2021年度は、いったいどのような内容なのでしょうか? 年賀状の価格や割引など、気になる価格を徹底リサーチ。デザインの種類やサービスなど、そのコスパフォーマンスも検証しちゃいます!
※2021年版に情報を更新しました
しまうまプリントの年賀状の特徴
しまうまプリントの年賀状について、2021年度の情報を表にまとめました。
料金 | 基本料金(税抜) | 初回は1980円、 2回目以降は600円 |
印刷代(税抜) | 印刷仕上げは1枚30円(早割適用で13円) 写真仕上げは1枚70円(早割適用で29円) |
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割引 | 早割 | 58%割引(11月11日まで) ※印刷代にのみ適用 |
デザイン数 | テンプレートは837種類(2020年11月1日現在) | |
送料 | 無料 | |
宛名印刷 | 無料 | |
投函代行 | 無料 | |
受け取り方法 | 宅配 | |
納期 | 通常 | 11月上旬から順次(例年、4 〜5営業日) |
決済方法 | クレジットカード(手数料無料) | |
代引き(1000円以上なら手数料300円、未満なら400円) | ||
コンビニ払い(1000円以上なら手数料200円、未満なら250円) | ||
スマートフォンアプリ | あり |
料金は基本料金+印刷費+年賀はがき代
しまうまプリントでは基本料金と印刷費が別扱い。年賀はがき代も料金には含まれていません。
この料金システムは、少数注文だと割高になる可能性があります。1枚あたりの印刷費は安いので大量に注文するとお得なのですが、発注枚数が少ないと基本料金分で他社より高くなることも。ここら辺の見極めが、しまうまプリントを選ぶかのポイントでしょう。
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メニューは2種類あり、どちらもリーズナブル
しまうまプリントでは「印刷仕上げ」と「写真仕上げ」の2種類の印刷を選べます。印刷仕上げより写真仕上げの方が写真がキレイに印刷できる分、価格も高くなります。
印刷費 | 仕上げ方 | 白フチ | |
印刷仕上げ | 1枚30円 | はがきに直接レーザー印刷 | あり |
写真仕上げ | 1枚70円 | 印画紙に印刷して貼りあわせ | なし |
こう見ると写真仕上げは少し高く感じるかもしれませんが、元旦に届けられるギリギリまで早割が適用されます。10月27日から11月16日の間はなんと58%引き。印刷仕上げは1枚13円、写真仕上げは1枚29円で作れます。
50枚印刷した場合、印刷仕上げは650円、写真仕上げは1450円(どちらも税抜)。実際は、これに年賀はがき代と基本料金が加わり、印刷仕上げは5780円、写真仕上げは6580円となります。それでもかなりリーズナブルでしょう。
ちなみに、私も年賀状は毎年しまうまプリントで印刷しています。写真仕上げでも十分安く、質も高くなるので基本的には「写真印刷」がオススメです。
デザインの種類はトップクラス
しまうまプリントの年賀状は、デザインも豊富です。11月1日時点では837種類のテンプレートが用意され、カラーや使用する写真点数を選択可能。そのバリエーションは、なんと1700通り。デザインは例年増え続けるので、今年もおそらく増えると予測されます。
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また、「写真メイン」や「結婚報告」「ビジネス」などさまざまなテイストに合わせて探せるので、自分にピッタリのテンプレートが見つかるはず。各テイストとテンプレートの数は、現時点では下記の通り(テイストをまたいで重複アリ)。
テイスト | デザイン数 |
今年のイチ推し | 73 |
しまうま定番 | 38 |
データ入稿(全面写真入稿) | 2 |
写真メイン | 89 |
シンプル | 79 |
カワイイ | 146 |
ナチュラル | 88 |
おしゃれ | 138 |
干支(牛・丑) | 403 |
和風 | 184 |
ユニーク | 89 |
結婚 | 39 |
出産 | 30 |
転居 | 13 |
ビジネス | 87 |
昨今のしまうまプリントはデザインに力を入れているだけあって、おしゃれで使い勝手が良いテンプレートがたくさんあります。充実のラインナップで年賀状の見た目にこだわる人も、きっと満足できるはず。
宛名印刷や投稿代行も無料
しまうまプリントの年賀状では「宛名印刷」や「投函代行」などのオプションも無料で利用できます。面倒な宛名書きも必要ありませんし、わざわざ郵便局やポストまで年賀状を持参しなくてもOK。「やばい! 今日までに年賀状を出さなきゃっ」という事態も、なんなく避けられます(笑)。
ただし、投函代行は宛名印刷を申し込んだ年賀状しか対応してくれないので注意! 投函代行を利用するなら、まるっとお任せしちゃいましょう。
注文から2〜3日で発送
年賀状の発送は現在はまだ始まっていません。しかし例年、注文から2~3日営業日で出荷。宅配分で出荷し、発送日から2日程度で手元に届くようです。
しまうまプリントのメリット・デメリットまとめ
しまうまプリントの特徴をおさらい。他社と比べた際のメリットとデメリットを改めて確認ください。
・とにかく料金が安い
・デザインの種類が豊富
・無料サービスが充実している
・少数注文だと割高になりやすい
年賀状の印刷枚数別に料金をチェック
しまうまプリントの年賀状は前述のとおり、注文する枚数によっては割高になりかねません。そこで具体的に「何枚注文するとお得なのか」をシミュレーション! 「印刷仕上げ」と「写真仕上げ」ごとに枚数別に確認してみました。
印刷仕上げの料金
「質はそこそこで良いから費用を抑えたい」という人向けの印刷仕上げ。「10枚」「30枚」「50枚」「100枚」の年賀状代を算出し、表にまとめてみました。
早割は現時点で58%(2020年11月1日まで)を適用し、一枚辺り13円として計算。送料は無料なので含めていません。なお、表の価格はすべて税抜です。
枚数 | 基本料金 | 印刷費 | 年賀はがき | 合計 |
10枚 | 1980円 | 130円 | 630円 | 2740円 |
30枚 | 390円 | 1890円 | 4260円 | |
50枚 | 650円 | 3150円 | 5780円 | |
100枚 | 1300円 | 6300円 | 9580円 |
印刷仕上げの年賀状相場は10枚で2500〜3000円、30枚で4500〜5000円、50枚で6000〜6500円、100枚で1万1000〜1万1500円(12月に実施した各社の早割で算出)。印刷仕上げであれば10枚でも相場と同程度、枚数が増えることにお得感が光ります。
しまうまプリントでは宛名印刷も投稿代行も無料ですから、印刷仕上げでも10枚以下でない限り、損はしないでしょう。
写真仕上げの料金
さて問題なのは写真仕上げ。年賀状に写真を使いたい人にピッタリなメニューで、実際いくらくらいになるのか。印刷仕上げと同条件で「10枚」「30枚」「50枚」「100枚」の年賀状代を算出しました。なお、1枚当たりの印刷費は34円(税抜)です。
枚数 | 基本料金 | 印刷費 | 年賀はがき | 合計 |
10枚 | 1980円 | 290円 | 630円 | 2900円 |
30枚 | 870円 | 1890円 | 4740円 | |
50枚 | 1450円 | 3150円 | 6580円 | |
100枚 | 2900円 | 6300円 | 1万1180円 |
写真仕上げの年賀状相場は10枚で3000〜3500円、30枚で5500〜6000円、50枚で7500〜8000円、100枚で1万3000〜1万4000円。こちらも相場と同程度か下回る料金です。
宛名印刷も投稿代行の無料分を考慮すれば十分以上にリーズブル。ただし、早割は注文時期が遅くなるほど割引率が下がります。印刷費の単価が高い写真印刷は、その分金額も高くなります。写真印刷を利用するなら「どの印刷会社を利用しようか」と悩むより早めに発注してしまったほうが、お財布的にはベストでしょう。
印刷仕上げと写真仕上げはどっちがお得?
写真仕上げは印刷仕上げよりも50枚なら約1000円、100枚なら約2000円高くなります。この料金差をどう受け取るかは、個人の価値観による部分が大きいでしょう。質よりも価格を重視したいなら印刷仕上げ、より質の良い年賀状を相手に送りたいなら写真仕上げと、自分のニーズに合わせて選べば良いと思います。
しまうま年賀で年賀状を実際に作ってみた
しまうまプリントで年賀状を注文し、その方法から仕上がりまでをまるっとレビューします。
しまうまプリントの年賀状の作り方
STEP1:デザインと仕様を選択する
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まず初めに使用するテンプレートを決めます。そこでカラーや使用する写真枚数が選べる場合は組み合わせを選びます。同時に印刷仕上げか、写真仕上げも選択します。
STEP2:使用する写真を決める
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自分の使いたい写真を設定します。事前に画像を用意しておくこと。画像の倍率や位置、角度なども同時に調整できます。
STEP3:差出人を入力する
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差出人、つまり自分の名前と住所を入力。その後、文字のサイズや色、位置、装飾などを決定します。なお、差出人は削除することも可能。表面に名前を書きたい場合は消してしまっても良いでしょう。
STEP4:メッセージを入力する
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挨拶文を編集します。差出人の入力と同様、文字のサイズや色、位置などを調整します。
STEP5:書体を設定する
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差出人名や挨拶文のフォントを選択します。デフォルトはゴシックになっていますが、丸ゴシックや明朝体、楷書体に変更できます。
STEP6:スタンプを選ぶ
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文面に押すオリジナルスタンプを選択します。賀詞や干支、縁起物、和柄、令和などいろいろな種類が用意されています。スタンプを押すときは位置やサイズ、角度を調整可能。もちろん、何も押さなくてもOKです。
STEP7:デザインを確認する
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ここまででデザインが完成! この後は注文情報を入力して行くのですが、このような確認画面が出ます。親切にもチェックボックスもあるので、問題なければチェックして注文フローに進みます。
STEP8:支払いやお客さま情報などを入力する
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注文情報では支払い方法や自分な名前や連絡先などのお客様情報を設定。そして配送先を確定します。
STEP9:注文を完了する
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以上で年賀状づくりは終了。注文番号の下には発送予定日と到着予定日が記載されています。注文内容に気になる点があったり、追加注文したりする場合は、マイページで確認できます。
しまうまプリントの年賀状の仕上がり
注文してから3日後、完成した年賀状が到着しました。さっそく見てみると、さすがのクオリティ!
印刷仕上げはオンデマンド印刷ですが、ムラがなくしっかりと描写されています。当然、印画紙よりは発色はよくありませんが、滲みはほとんどありません。テカリも多少ありますが、十分に抑えられています。
写真仕上げは色が深くてクッキリ鮮明。フチなしデザインを選べることも、貼り合わせによる紙の厚さも質の高さを感じさせます。ツルっとした手触りも個人的には魅力だと思います(笑)。
ちなみに、不備があった場合7日以内なら対応してもらえるとのこと。まずは開封してチェックしましょう。
しまうまプリントで年賀状を作った感想
しまうまプリントの年賀状はやはり高品質。写真仕立てが良いのは当然として、印刷仕立てのクオリティも上々でした。
ただ、声を大にして言いたいのは仕上りではなく、その操作性。とてもシンプルで、文字やスタンプなどカスタマイズも楽しめました。今回はPCで注文しましたが、アプリの使い勝手も好評なので、しまうまプリントの強みと言っても過言ではないでしょう。
しまうまプリントは「安さと質にこだわる人」向き
2021年度も、しまうまプリントの年賀状はお得。少なくとも、料金に関しては印刷会社の中でも上位に入るのは間違いありません。
しかし特筆したいのは、そのコスパの高さです。テイストから選べる豊富なデザインや、宛名印刷や投函代行などの無料サービス、印刷の仕上がりなど、どこをとっても一級品。公式サイトもアプリもデザインや使い勝手も◎です。
以上を踏まえると、しまうまプリントの年賀状は次の人にオススメです。
・年賀状のコスパを追求する人
・写真やデザインにこだわり、年賀状作りを楽しみたい人
・手軽に年賀状を作りたい人
これらを参考に自分に合った印刷会社を見つけて、最高の年賀状を作ってください。